言葉を探している。

今、本を書いている。
吐き出すだけ吐き出す。

インプットとアウトプットの善循環を作る。
インプットをひたすらこなして、自分の中で消化をした。
そして今、吐き出すべき言葉を探している。

アーティストでもクリエイターでも、とにかく「表現」する人間には殺気が必要だ。
それはある種の狂気に近いものかもしれない。
表現の魔物に食い殺されて自ら命を絶った表現者たちの数を見ればそれは明らかだ。
そのギリギリのエッヂ感。
これが立っているか。

本にせよなんにせよ、私のモットーは一つだ。
常に刺さる人に刺さればいい。

ある種エゴかもしれないが、そう思う節がある。
売れるものは常にマスで。
マス的にし掛けるものは常にある種の恣意的なコントロールのもとに行われる。
その構造に気付いてから、私はマス的なものにかけられているバイアスと、フィルターを読み解くように眺めるようになった。

だから私はインターネットをフィールドにした。
マスに対するある種のアンチテーゼとして、ゲリラを決め込んだ。
自分が表現できるものに対するあらゆる規制を取り外した、生身の状態で臨め、かつ唯一大衆にリーチしうる可能性を秘めた媒体。それが私にとってのインターネットだった。

抗いたい。
若さゆえの至りかもしれない。
しかし、凄絶に何かに自分をぶつけてみたかった。
その手段がインターネットというメディアだった。

そして私は今、その自分の箱庭から飛び出て、マス媒体と向き合う仕事をしている。

そこで伝えるべき言葉を、探している。

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