バナーデザインの認知不協和について
- 2008 Nov 2
- Category:Web制作&デザイン
認知不協和。
ダイレクトレスポンスマーケティングを少しでもかじったことがある人なら聞いたことがあるだろう。
神田昌典氏の「あなたの会社が90日で儲かる!」にも書いてあるし、広告宣伝に携わったことがあるならその手法を用いたことはないにせよ、知識として知っている人は多いと思う。
少なくとも、デザインや美術をかじったことがある人で知らない人はいないはず。
認知不協和とは?
認知不協和とは何か?
Wikipediaからの引用をば。
認知的不協和(にんちてきふきょうわ、英:cognitive dissonance)は、人がある認知(知識、経験、行動など)と矛盾した認知に遭遇した時に感じる不協和(不快感)を解決しようとする心理状態、社会心理学用語。イソップ物語のすっぱい葡萄としても知られる。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。
つまり平たくいえば、「違和感を感じるものには、目がいきやすくて、そこを思わず気になってクリックしちゃう」というのがウェブテクニックにおける実務的理解と思って頂いてよろしいかと。
僕の処女作の「ありえないマーケティング」の広告用バナーも実はこのテクニックを使っている。

一見すると、はっきり言ってダサい。
一応最低限のレイアウトとしての作法は抑えているものの、テカテカ光るうるさい文字がなんともナンセンス。笑
一言でいえば、一昔前のウェブによくあったようなうさんくささといかがわしさを訪仏させる。
しかし、なぜこんなことをしたか?
それは一重に、この認知不協和の原理を応用してみたかったからだ。
実際にこのバナーのクリック率は通常のものの2倍以上あった。
古典的なGIFアニメーションだが、案外人間の行動原理というのは普遍的かつ、ある種の感情的法則によって支配されているものだ。
面白いケーススタディとして、シェアしておく。
しかし、こんな下世話なクリエイティブ。
絶対大手さんとか、有名なウェブプロダクションのクリエイターさんじゃ思いつきもしないよね。
でも、これが現実だし、ウェブマーケのゲリラの現場なんだってことだ。
ちょっとここらへんはレイヤー感によって賛否が分かれるところだと思うけど、ウェブにおける弱者の戦術といったところだろうか。参考になれば幸いです。
- 2008年11月 2日 6:53
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