ハラショー的ディレクター論。

新規自社メディアを数案件分ディレクションを取っています。
カンプの部分から細かい点を直接手を加えています。
これはデザインプレイヤーとしての仕事。
その他にもディレクターとして他社案件を同時並行で数件こなしています。

コンサルタントでありながらウェブの制作現場にも関わる。
経営者としてはどうなの?という声もあがりそうですが、私の会社なんてまだまだ零細。
社長でありながらプレイヤーでもあるわけで、なによりULJは私の哲学と思想が100%反映されて常に中心にあり、価値を生む業態なので、なにより私がどう「見て」、「どう判断するか」という部分が設計や構築においては最優先事項になるのです。

さて、そういう意味で今回は少しディレクター論について書こうかと思います。

ディレクターとかエンジニア。
本なら編集さんの仕事の半分くらいは

「見積もり」

これはあくまで私の仕事観でしかないけど、見積もり力がある人は腕の良いアレンジャーになれると思います。

仕事を見積もるって何か?

これは単純な金額計算だけじゃなく、ビジネスマンとしての打算も込みで、仕事全体を包括的にどう捉え、どういう出口を描くか?というイメージ力に近いかもしれません。

最近お付き合いさせていただいている広報のエキスパートで山見先生という方がいますが、彼と今日電話で話していた中に、

●質問力は、自己中心的
●質問想定力は、ある種のホスピタリティと近似する

というような話がありました。

これと似ている。

たとえばですが、

・どういう人間をアサインするか?彼らのスケジュールは?
・提案した納期で本当にいけるか?(建前と本音)
・約束したクオリティ(成果物及び成果物が生み出す数字に対するコミットメント)へ、予算内でどう到達させるか?
・どういう項目にどういう理由でどういう金額がかかるか

この見積もりが甘いディレクターの下について生まれた仕事は結構しんどいことが多いです。いわゆる「デスマーチ」の半分くらいは、見積もりの甘さから来ているのではないかというのが持論。

高すぎても安すぎてもいけないし、そもそも論で相手の規模間によって多少盛れる場合は盛らなければいけないこともあります。相手が大手、中小、個人によってもその相場観はまちまちで、極端な話NTTと仕事をするのと個人相手に仕事をする場合は同じことをやるのでも金額が異なる場合もそれはそれで成立するわけ。

要は対価が正当であると相手に評価され、自分のところもそれで収支が成立すればOK。
その目勘が狂うとプロジェクト単位で会社は崩壊していくわけであります。

ウェブの業界ではディレクター枯渇が叫ばれてひさしいわけですが、それはなぜか?

腕のいいディレクターがなかなかいないのは、ビジネス的側面とクリエイティブ面の両方の脳みそを持っている人が少ないからでしょう。

経営者的な発想が求められる+クリエイター的な発想も半分持ち合わせていけないので、ディレクターは限りなく経営者と近質な能力+現場管理能力が求められるのであります。

以上、原田のディレクター論でした。

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