空(くう)で突き抜けることば。

20090125.jpg

エリエス古屋さんのブログセミナーに参加中。

アルファブロガーの大橋悦夫先生が講師です。

国内でも著名なアルファブロガーさんが、今ブログメディアというものをどう捉えているのか?
ご自身のメディアをどのように捉え、どのようなメソッドをおもちなのか?
アルファブログの戦略的構築法が知りたくてやってきています。

ブログと言えば言わずとしれた現代ウェブの中心的メディアですよね。
ちなみに、個人3大ウェブメディアといえば・・・

(1)ブログ
(2)メルマガ
(3)SNS

あたりだと思います。

僕がインターネットを始めたのは2000年。今と比べるとウェブサイト運営をしている人はごく限られていていました。そこから比べると、ネットの情報発信ツールが発展したおかげで、本当に多くの情報がウェブ上にドワッと溢れるようになりました。

そんな個人時代の最大の特徴は、「これまで言葉を発信する手段を持たなかった個人が言葉を持ち始めた」こと。

これは12月に開催したコピーライティング講座でもお伝えしたことですが、今情報があまりに溢れているんですよね。

で、溢れすぎていて、言葉はすでに以前のような貫通力を失ってしまった。

その結果、コピーライティング含め、文章が文章単体だけで届く範囲や深さが以前に比べて圧倒的に浅くなってしまっています。(新聞や出版業界の業績不振などの原因とされる"文字離れ"の議論も実はこういう社会的インフラの変化・進化が背景にあると思います。)

じゃあ、そんな時代に僕らがやるべきはなにか?

それは、「情報の最大化」ではなく、「情報の最適化」

これが求められているのだと思います。

極大思考が生んだのがいまの社会。
大きいことは、いいことだ。が少し前までの日本でした。

企業価値(株価)、従業員数、売上高、
そういう定量評価が可能な指標ですべてが図られ、「おおきいことは、いいこと。ちいさいことは、いけてない。」

これが暗黙のうちに私たちの心や思考を支配していたような気がします。

しかし、そういう時代はもう終わりを告げて、今再び逆位置に社会も、個人も価値観が振れ始めているのが現在の日本社会です。(資本主義の国は大なり小なり同じ状況です)

というわけで、極から極へ触れる。
その間で、過度に傾いた位置を是正する最適化が行われるわけです。

じゃあ、最適化とは何か?

それは、届けたい対象を絞る、そしてその人にちゃんと届く形にする。
つまり、どう言葉を足していくか?よりも、どう言葉を削るか。

足し算ではなく、引き算。

詰め込みすぎて膨れ上がったウェブ上の「言葉たち」。
そして言葉は以前のような力を失ってしまった。

だからこそ、いま、逆思考に解を得るヒントがあるような気がしています。

ブログもそうですよね。
言いたいことは山ほどある。
書きたいことは山ほどある。

その中で、何を伝えていくか。
何を伝えていきたいのか。

そのコアを見つめていくこと。

目的は人それぞれ。

結局は選択と集中の中で、何にフォーカスしていくか。
これなのだと思いました。

人生もそうですね。
詰め込むより引く。

やりたいことより、やりたくないことを明確にする。

すると、逆にやりたいことが明確になる。

捨てる技術とも言えると思いますが、メディアは今、捨てることから学び、詰め込み志向から引き算の中にある「空白」に成功のヒントがあるような気がしてなりません。

コメント

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

コメントを書く

Comment Form

Trackback URL

http://www.tokyoinakajin.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/104