刺身10円のニュースの件

20090223.jpg

mixiを見ていたら、こんなニュースが出ていました。

刺身10円!? 「爆安居酒屋」が増加中

「お金がないから飲みに行くのは控えなきゃ...」なんて人に朗報!最近千葉県各地で、超激安料金で飲んで食べられる'価格破壊居酒屋'が増えているのだ。

他の写真も見る: 「50えん焼とりきんちゃん家」本日の激安日本一¥10

千葉県八千代市にある「居酒屋くいくい亭」ではなんと、10円で「鮮魚の刺身」を販売!(内容は日替わり・1人1皿のみ)馴染みの業者から特別に仕入れているもので、鮮度もバツグンだ。そのほか、焼鳥91円、和牛ステーキ1200円など"儲けなし"の価格を実現している。

「本日の激安日本一」として10円で刺身を販売(1グループ1皿限り)しているのは、JR津田沼駅近くにある「50えん焼とりきんちゃん家」。10円の刺身のほか、店名の通り1本50円の焼鳥が自慢で、約30種類がすべて50円で味わえる。

「酔っ手羽 南行徳店」では、看板メニューの手羽先5本399円と並び、「鮮魚の刺身」100円も大人気!旬の新鮮な魚介を仕入れており、3月はサヨリなどを予定している。

金欠の強い味方「爆安居酒屋」でお財布を気にせず、たっぷり飲んで食べて盛り上がろう!【千葉ウォーカー編集部】

マーケティング的には、うまいですよねこれ。

刺身10円というのは、大量集客のためのオファーです。
しかも"irresistible offer"=断りようのない魅力的なオファー。

つまり、10円の刺身で集客をする。
この刺身はフロント商品ですから、
同時にクロスセルを仕掛けるお酒などのメニュー儲けが出るわけです

お酒というのは、は水商売ですので原価率が極端に低くかなりの粗利益が出ます。

しかし安全性怖いですよね。

知人の栄養士いわく安い食品には必ず裏の理由があるとのこと。

100円均一の回転寿司が類似した魚を代替として利用しているのはよく聞く話です。

カップラーメンやコンビニ食品を食べ続けて胃潰瘍になった人が知人にいます。

行き過ぎるて不信感にもつながる。確かにイレジスティブルオファーではあるのですが、食品で価格を競争力の根拠にする場合は安全性を十分に両立させて、消費者にそのことをきちんと伝えることも求められそうです。

特にこの混沌とした時代ですからますます皆疑心暗鬼にかられがち。

富裕層を中心に国内でフェラーリがバカ売れしているというニュースが先日ありましたが、これは、信頼性の高いものにいま価値が認められているからにほかなりません。

ちなみに、このお店は、ニュースによると、10円とはいえきちんとした鮮魚を仕入れて提供しているそうです。

*こういうニュースにこういう形で取り上げられるのも、衝撃的なオファーだからでしょう。

一時的にかなりの人が来店すると思われます、しかし考えなければいけないのは、「ニュース化」された後の動静だったりします。短期的には爆発的に人気があったお店が一年後につぶれていたということは往々にしてよくあること。長い目でみたときに、きちんと社会とのサステイナブル(継続・持続的)な関係を構築できるか。これが商売において最も大切なことだと考えます。

ニュースに取り上げられるのはうれしいですが、どういう形で出るか。
そこをすべて計算済みで出ていく必要がありそうです。

コメント

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

コメントを書く

Comment Form

Trackback URL

http://www.tokyoinakajin.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/117